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子連れ飛行機の座席はどこがいい?窓側・通路側と前方・後方の選び方

子連れで飛行機を予約するとき、窓側と通路側、前方と後方のどこを選べばよいか迷います。

座席が家族の動き方に合わないと、トイレや荷物の出し入れのたびに慌てることになります。

この記事では、席を立つ回数や家族の役割分担から、困りにくい座席を選ぶ方法が分かります。

最終更新・情報確認日:2026年7月23日
※この記事は、JALとANAの国内線を中心に座席選びの考え方をまとめています。

航空会社の年齢区分、座席指定、チャイルドシートなどの条件は、予告なく変更される場合があります。

予約前に、利用する航空会社と実際の運航会社の最新情報をご確認ください。

子連れ飛行機の座席は席を立つ回数から選ぶ

子連れにとって過ごしやすい座席は、すべての家庭で同じではありません。

予約画面を開く前に、機内で何回くらい席を立ちそうか考えてみましょう。

トイレやおむつ替えで何度も動きそうなら、通路へ出やすい座席を優先します。

短い便でトイレの心配が少なく、子どもが景色を楽しめそうなら窓側も候補です。

前方と後方は、到着後の予定とトイレまでの距離を基準に選びます。

次の中から、家族が優先したい条件を三つまで決めてください。

・トイレやおむつ替えに行きやすい
・子どもを通路から離して座らせたい
・窓から景色を見たい
・家族がまとまって座りたい
・到着後に移動しやすくしたい
・子どもが眠ったあとも落ち着いて過ごしたい

すべてを満たそうとすると、座席をなかなか決められません。

最も避けたい困りごとを一つ決め、その次に大切な条件を二つ選ぶと判断しやすくなります。

窓側と通路側は親子の動き方で決める

窓側と通路側の主な違いは、次のとおりです。

比較する点窓側通路側
景色楽しみやすい見えにくい場合がある
席の出入りしにくいしやすい
トイレへの移動同じ列の人に立ってもらう場合がある移動しやすい
子どもと通路の距離大人が隣なら離しやすい子どもを直接座らせる場合は注意
向いている家庭席を立つ回数が少ない席を立つ可能性が高い

窓側が向いている親子

子どもが景色を楽しめて、機内で席を立つ回数が少ないと予想できるなら、窓側が候補です。

親子二人の場合は、子どもを窓側、大人を通路側にすると、大人が通路への出入りを管理しやすくなります。

子どもが急に通路へ出るのを防ぎやすい並び方でもあります。

ただし、搭乗時間が長い場合やトイレが近い子どもには、景色より移動のしやすさを優先したほうが負担を減らせます。

窓側を選ぶなら、搭乗前にトイレを済ませ、座席で使う物を手元へまとめておきましょう。

通路側が向いている親子

トイレ、おむつ交換、子どもが落ち着かないときの対応などで、席を立つ可能性が高い家庭に向いています。

小さな子どもを直接通路側へ座らせると、人の往来やサービス用カートが気になります。

親子で並ぶ場合は、大人が通路側へ座り、子どもと通路の間に入る配置が基本候補です。

子ども自身が頻繁にトイレへ行く年齢なら、子どもを通路側にする方法もあります。

前方・中央・後方は到着後の予定と設備で選ぶ

前方、中央、後方の特徴は、次の表で確認できます。

座席の位置向いている家庭主な注意点
前方到着後の移動を急ぐ指定条件や追加料金を確認する
中央設備との距離を見ながら並び席を探す翼や非常口の位置に注意する
後方後方トイレへ移動しやすくしたい人の往来や降機までの時間を考える

機材によって、トイレ、出入口、おむつ交換台、翼の位置は異なります。

予約前に、JAL国内線の機内座席配置またはANA国内線の機種・シートマップで、利用便の配置を確認しましょう。

前方は到着後の移動を急ぐときの候補

前方のドアから降りる便では、前方席のほうが機外へ出やすい傾向があります。

乗り継ぎや空港バスなど、到着後の時間が決まっている家庭には候補です。

ただし、後方のドアも使う場合や、バスでターミナルへ移動する場合は、前方を選んでも大きな差が出ないことがあります。

前方席を指定できる範囲や追加料金の有無も、運賃と便によって異なります。

中央はトイレと翼の位置を確認する

中央付近を選ぶときは、空席だけでなく、トイレまでの距離や翼の位置も見ます。

窓側が空いていても、翼で真下の景色が見えにくい座席があります。

非常口付近の座席は足元が広く見える場合がありますが、利用できる人には条件があります。

国内線の非常口座席には利用条件がある

国内線の場合、JALとANAでは、満8歳未満の子どもを連れ、緊急時にその子どもの援助が必要な人は非常口座席を利用できません。

非常口座席は、満15歳以上で、乗務員の指示を理解し、緊急脱出時の援助ができることなどが条件です。

国際線では同伴する子どもの年齢条件が異なるため、国内線と同じ基準だと考えないようにしてください。

詳しい条件は、JALの非常口座席利用条件ANA国内線の座席指定に関する注意事項で確認できます。

後方はトイレへの近さだけで決めない

後方にトイレやおむつ交換台がある機材では、乳幼児を連れて移動する距離を短くできます。

ただし、トイレのすぐ近くは、人の往来や待っている人の列が気になる場合があります。

設備の真横ではなく数列離れた場所を選ぶと、移動のしやすさと落ち着きのバランスを取りやすくなります。

到着後に急ぐ予定がある場合は、降機までの時間も考えて決めましょう。

家族の人数別に座席と役割分担を決める

座席の場所だけでなく、誰が通路側へ座り、誰が子どもの対応をするかも決めておきます。

大人一人と子ども一人の場合

二席並びなら、子どもを窓側、大人を通路側にすると、大人が通路への出入りを管理しやすくなります。

子どものトイレ回数が多い場合は、子どもを通路側にする方法もあります。

大人一人で対応するときは、座席で使う物と頭上の収納棚へ入れる物を分けておきましょう。

何度も荷物を取りに立つ状況を減らせます。

大人二人と子ども一人の場合

三席並びなら、子どもを中央にして大人が両側を挟む方法と、子どもを窓側にする方法があります。

世話を交代しやすくしたいなら中央、景色を楽しませたいなら窓側が候補です。

通路側の大人がトイレと荷物を担当し、もう一人が子どもの隣に残るなど、搭乗前に役割を決めておきます。

大人一人と乳幼児二人の場合

乳幼児二人を大人一人で連れて搭乗する場合は、JALとANAで年齢区分やチャイルドシートの条件が異なります。

JAL国内線では、生後8日から2歳までが幼児、3歳から11歳までが小児です。

大人一人につき幼児二人まで同行でき、一人は膝の上、もう一人は航空券を購入して座席を確保します。

座席を使用する二人目が生後8日から1歳の場合はチャイルドシートが必要で、2歳の場合は任意です。

詳しい条件は、JAL国内線のお子さまの予約案内で確認できます。

ANA国内線では、2026年5月19日搭乗分から、生後8日から1歳までが幼児、2歳から11歳までが小児になっています。

大人一人につき幼児二人まで同伴できますが、一人は膝の上、もう一人は航空券を購入し、チャイルドシートを使用して座ります。

ANA国内線のお子様の予約案内で、現在の年齢区分と予約条件を確認できます。

コードシェア便では、実際に飛行機を運航する会社の条件が適用される場合があります。

予約画面に表示される運航会社も確認してください。

家族四人以上の場合

一列に並べない場合は、前後二列に分かれる方法と、通路を挟んで近くに座る方法があります。

小さな子どもがいるなら、それぞれの隣に大人を配置することを優先します。

誰がどの子どもを見るのかを先に決めておくと、機内で役割を交代しやすくなります。

ANA国内線では、座席列に備えられた酸素マスクの個数制限により、幼児連れの家族同士が同じ座席列を選べない場合があります。

幼児連れが複数いる場合は、前後の列または通路を挟んだ列を選ぶよう案内されています。

チャイルドシートはJALとANAで対応が異なる

JAL国内線では、3歳未満の子どもの座席を確保した場合、条件を満たせば機内用チャイルドシートを無料で借りられます。

対象は体重2.3~18kg、身長102cm以下の3歳未満の子どもです。

希望する場合は、原則として搭乗日の3日前までに申し込みます。

利用する機材、座席、クラスによっては使用できず、国内線ファーストクラス、クラスJ、コードシェア便は貸し出し対象外です。

利用条件は、JALのチャイルドシート案内で確認できます。

ANAでは、チャイルドシートの貸し出しを行っていません。

日本、欧州、米国などの承認基準を満たす製品を利用者が持ち込み、自分で取り付けます。

基準を満たしていても、機内の座席へ安全に固定できなければ使用できません。

チャイルドシートを使う場合は、使用する座席の予約と航空券の購入も必要です。

持ち込み条件は、ANAのチャイルドシート案内で確認してください。

ベビーベッドを使う場合は設置できる座席を優先する

ANA国内線では、一部の便で機内用ベビーベッドを借りられます。

利用には座席指定ができる運賃での予約と、事前の申し込みが必要です。

台数、設置場所、利用できる機材に制限があり、対象となる赤ちゃんの体重は10kgまでです。

申し込み条件は、ANA国内線の小さな子ども連れ向け案内で確認できます。

ベビーベッドを利用する場合は、窓側や通路側の好みより、設置できる座席を優先することになります。

並び席が取れないときは席交換を前提にしない

家族の並び席が表示されない場合は、時間を置いて座席表を再確認します。

事前に指定できる座席数が制限されている便では、搭乗日当日に空港で指定できる座席が残っている場合もあります。

ただし、並び席が確保されるとは限りません。

小さな子どもと保護者が離れた席しか選べない場合は、航空会社へ早めに相談しましょう。

ほかの乗客へ席を替わってもらうことを前提に予約するのは避けます。

相手にも、窓側や通路側、有料席などを選んだ事情があるためです。

子連れの座席選びで失敗しやすい例

景色だけで窓側を選ぶ

窓側を選ぶ前に、搭乗時間と席を立つ回数を確認します。

景色への興味が短時間で薄れそうな場合は、移動しやすさを優先したほうが負担を減らせます。

トイレに近いという理由だけで後方を選ぶ

トイレの近くは移動しやすい一方、人の往来が増えやすい場所です。

到着後に急ぐ家庭では、降機までの時間も含めて判断しましょう。

家族全員の希望を満たそうとする

景色、トイレ、静かさ、前方、並び席をすべて求めると、座席を決めにくくなります。

最も避けたい困りごとを一つ決め、残りの条件には優先順位を付けてください。

予約後に座席を確認しない

予約時に希望する席を取れても、機材変更などにより座席番号が変わることがあります。

ANAは、機材変更によって窓側・通路側という座席の属性が変わる場合もあると案内しています。

出発前に、予約内容と座席番号をもう一度確認してください。

商品を買わずにできる機内で困らない準備

座席選びのために、新しいグッズを買う必要はありません。

搭乗前に家族全員でトイレを済ませ、飲み物、軽食、ティッシュ、袋、暇つぶし用品など、座席で使う物だけを小さくまとめます。

大きな荷物は頭上の収納棚へ入れ、すぐ使う物は航空会社の指示に従い、前の座席下へ収まるバッグに分けます。

大人が二人いる場合は、通路側の人がトイレと荷物を担当し、もう一人が子どものそばに残るなど、役割を決めておきましょう。

座席で使う物の選び方や取り出しやすい荷造りの順番は、子連れ飛行機の持ち物リスト|食べ物・着替え・暇つぶしで確認できます。

軽食を準備するときは、持ち込みやすさだけでなく、国内線と国際線で確認する点が異なります。

食品ごとの持ち込み条件や注意点は、飛行機に食べ物は持ち込みできる?機内OK食品とおすすめ7選も参考にしてください。

予約前と出発前に確認する8項目

座席を決めるときは、次の順番で確認します。

1.子どもの年齢とトイレの頻度を考える。

2.機内で席を立つ回数を予想する。

3.家族が優先したい条件を三つに絞る。

4.座席表でトイレ、出入口、非常口、翼の位置を見る。

5.窓側と通路側、前方と後方を比較する。

6.誰が通路側へ座り、誰が子どもを見るか決める。

7.チャイルドシートやベビーベッドを使う場合は、申し込み条件を確認する。

8.出発前に座席番号と機材変更の有無を見直す。

子連れ飛行機の座席は家族が動きやすい場所で決めよう

子連れ飛行機の座席は、人気だけで決めるのではなく、機内で席を立つ回数から選びます。

移動する可能性が高いなら通路側、景色を楽しみながら落ち着いて過ごせそうなら窓側が候補です。

前方は到着後の予定、後方はトイレまでの距離を見ながら判断します。

大人が二人いる場合は、座席の位置だけでなく、トイレ、荷物、子どもの対応を誰が担当するかも決めておきましょう。

JALとANAでは、幼児の年齢区分やチャイルドシートの扱いが異なります。

予約前と出発前に公式情報を確認し、家族が機内で困りにくい座席を選んでください。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が参考になれば幸いです。

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