
衣替えで秋冬物を出したら、クローゼットが急にパンパンになることがあります。
まだ暑い日は夏服も必要なので、全部しまうこともできません。
この記事では、服をすぐ捨てなくても空きを作りやすい5つの順番と、収納用品を買う前に確認したいポイントをまとめます。
まず3つ動かせばクローゼットに空きを作りやすい
クローゼットがいっぱいになったとき、最初から「何を捨てるか」を決める必要はありません。
まずは次の3つを動かします。
1.今よく着る服だけを取り出しやすい場所に残す
2.今は着ない服を上段・奥・別の収納場所へ移す
3.たたんでも困らない服をハンガーから外す
これだけでも、秋冬物を掛ける場所を作りやすくなります。
それでも迷う服は、すぐ処分せず一時的な保留場所へ移せば大丈夫です。
最後まで入りきらないときに、初めて収納用品が必要かを考えます。
衣替えの時期そのものに迷っている場合は、9月でも暑いと衣替えはいつする?夏服を残す目安と3段階の進め方も参考にしてください。
衣替えでクローゼットがパンパンになる理由
夏服と秋冬服を同じ場所に置いてしまう
季節の変わり目は、半袖も長袖も必要です。
夏服を残したまま秋服や羽織ものを追加すると、単純にクローゼット内の服が増えます。
この時期にすべての服を取り出しやすい場所へ置こうとすると、ハンガーパイプも引き出しも埋まりやすくなります。
服の総量をすぐ減らすより、まず「今よく着る場所」に置く服を絞る方が進めやすくなります。

吊るさなくてもいい服までハンガーに掛けている
クローゼットの横幅には限りがあります。
Tシャツや部屋着など、たたんでも困りにくい服まで吊るしていると、ジャケットや羽織ものを掛ける余裕が減ります。
一方、たたむことでしわが気になる服や、形を保ちたい服まで無理に引き出しへ入れる必要はありません。
服の素材や形、着る頻度を見ながら「吊るす服」と「たたむ服」を分けます。
収納用品を先に増やしてしまう
空きがないと、収納ケースやハンガーを追加したくなります。
ただし、服の置き場所が決まっていない状態で収納用品を増やすと、入れ物だけ増えてさらに狭くなることがあります。
収納用品を買う前の考え方については、収納グッズを増やしてもうまくいかない理由を徹底解説でもまとめています。
まず今あるスペースを整理し、それでも足りないものだけを追加する順番がおすすめです。
クローゼットに空きを作る5つの順番
1.今着る服だけを取り出しやすい場所に残す
最初に、クローゼットの手前や取り出しやすい位置に置く服を決めます。
基準は「今の気温で実際に着るかどうか」です。
まだ暑い日があるなら、半袖を何枚か残します。
朝晩が冷えるなら、薄手の長袖やカーディガンも同じ場所に置きます。
反対に、真夏だけの服や、まだ出番のない厚手の服まで並べる必要はありません。
この段階では捨てる服を選ばず、まず一軍の服だけを残します。
2.今は着ない服を上段・奥・別の収納場所へ移す
次に、残したいけれど今すぐ着ない服を移します。
クローゼットの中なら上段や奥など、普段より取り出しにくい場所でも構いません。
収納ケースや引き出しに余裕があるなら、季節外の服をそちらへ移す方法もあります。
大切なのは、「残す服はすべて手前に置く」という状態をやめることです。
季節の変わり目は、夏服と秋冬服の両方が必要になります。
だからこそ、着る頻度によって置き場所を分けるだけでも、普段使う場所に余裕が生まれます。
3.吊るす服とたたむ服を見直す
ハンガーパイプがいっぱいなら、次に吊るしている服を確認します。
たたんでも困らないTシャツや部屋着などがあれば、引き出しへ移せないか考えます。
反対に、たたむことでしわが気になりやすい服や、形を保ちたい服は吊るす場所を優先します。
「全部吊るす」「全部たたむ」ではなく、服ごとに収納方法を変えるのがポイントです。

ハンガーを数本減らせるだけでも、秋冬の羽織ものを掛ける場所を確保しやすくなります。
服同士を強く押し込まずに済む程度の余白を残しておくと、出し入れもしやすくなります。
4.迷う服は保留場所へ移す
片付けが止まりやすいのが、「また着るかもしれない」「高かったから捨てにくい」と感じる服です。
この服を衣替えの途中で一枚ずつ処分するか決めようとすると、作業が進みにくくなります。
そこで、迷う服だけを一時的に別の箱や袋へ移します。
家にある紙袋や空き箱などでも構いません。
ただし、その場所を永久的な収納場所にしないようにします。
次の衣替えなど、もう一度確認する時期を決めておきます。
そのときに着なかった理由を確認すれば、「サイズが合わない」「合わせる服がない」「思い入れがある」など、残すかどうかを落ち着いて判断できます。
5.最後に収納用品が必要か判断する
ここまで整理しても服が入りきらない場合に、初めて収納用品を検討します。
先に「何が収まらないのか」を確認してください。
たとえば、コートなど吊るす服が多いのか。
ニットなど、たたんだ服の置き場所が足りないのか。
それとも季節外の服を長期間置く場所そのものがないのか。
困っている服によって、必要な収納方法は変わります。
圧縮袋、衣類カバー、収納ケースなどを比較するのは、この段階です。
「何となく収納を増やしたい」ではなく、「この服を、この場所へ、この期間しまいたい」と分かってから選ぶ方が失敗を減らしやすくなります。

服を捨てずに空きを作るときの注意点
空いた場所へすぐ別の服を詰め込まない
整理して余白ができると、「まだ入る」と別の服を入れたくなることがあります。
ただし、クローゼットの空きは無駄なスペースではありません。
服を横へずらさなくても取り出せる程度の余白があると、毎日の出し入れが楽になります。
新しい服を買ったときの場所として残しておくこともできます。
今着る服まで奥へしまわない
スペースを空けることだけを優先すると、今よく着る服まで奥へ移してしまうことがあります。
すると、衣替え後の毎朝に探す手間が増えてしまいます。
使用頻度の高い服は手前。
季節外や出番の少ない服は奥と、使う頻度で場所を分けます。
家族の服を勝手に処分しない
家族共用のクローゼットでは、自分以外の服が場所を取っている場合もあります。
それでも、本人に確認せず処分するのは避けます。
まず自分の服や共有してよい収納場所から整理します。
家族の服については、使える収納範囲を決めて本人と相談する方が進めやすくなります。
こんな場合は収納方法そのものを見直す
毎回の衣替えで同じようにパンパンになる
春や秋の衣替えのたびに同じ状態になる場合は、季節の入れ替えだけが原因ではないかもしれません。
「今着る服」「季節外の服」「迷っている服」が一年中同じ場所に混ざっていないか確認します。
毎回収納ケースを追加するより、服の定位置を決め直した方が管理しやすくなる場合があります。
季節外の服を置く場所がない
クローゼット以外に収納場所がなく、季節外の服も同じ場所に置かなければならない家庭もあります。
その場合は、一つのクローゼット内で取り出す頻度によって場所を分けます。
日常的に着る服は手前。
季節外の服は上段や奥など、普段あまり触らない場所へまとめます。
収納場所によって湿気のこもり方は異なるため、長期間保管するときは収納場所の状態も確認してください。
整理しても余裕が出ない
一軍の服を絞り、季節外の服を移し、吊るす服も見直したのに収まらない場合は、保留していた服を確認するタイミングです。
ここまで整理してからなら、最初より「今後着る服」と「ほとんど着ていない服」を判断しやすくなります。
最初から処分を目的にする必要はありません。
まず収納の使い方を整え、それでも収まらない分だけを改めて考えれば十分です。
まとめ|服を捨てる前に置き場所を5段階で見直す
衣替えでクローゼットがパンパンになったら、最初から服を捨てる必要はありません。
まず今着る服だけを取り出しやすい場所へ残し、今は着ない服を別の場所へ移します。
次に、吊るす服とたたむ服を見直し、迷う服は保留場所へ移します。
それでも空きが足りない場合に、収納用品が必要か考えます。
この5つの順番なら、捨てるか残すかで悩んで作業が止まりにくくなります。
「何を、どこへ置くか」が決まったあとで収納用品を選ぶと、自分に必要な収納方法も見えやすくなります。
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