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エアコン暖房はいつから?室温18〜20℃の目安と試運転のやり方

「朝晩が寒くなってきたけれど、エアコンの暖房はいつから使えばいいの?」

10月になると、朝起きたときや夜のリビングで肌寒さを感じる日があります。
それでも、まだ暖房をつけるのは早いのではないかと迷うこともありますよね。

実は、エアコン暖房を使い始める時期に、全国共通の決まりはありません。

ただし、室温を判断するための参考になる数字はあります。
WHOでは冬の室温18℃以上を推奨し、環境省では暖房時の室温20℃を目安とするウォームビズを紹介しています。

また、暖房を使う前には、エアコンが正常に動くか試運転しておくことも大切です。

寒くなってから温風が出ないことに気づくと、修理の手配などで困る可能性があります。

今回は、エアコン暖房を使い始める室温の考え方と、秋のうちに済ませたい試運転の手順を紹介します。

室温を確認するための温湿度計や、不具合が見つかった場合の対処方法もまとめました。

  1. エアコン暖房はいつから?室温18〜20℃を参考に考えよう
    1. 暖房を使うか迷ったら、まず室温を確認
    2. 室温が分からないときに役立つデジタル温湿度計
    3. 最低気温15℃以下なら暖房をつけるべき?
    4. 暖房を使わなくても試運転は10〜11月に
  2. 暖房の試運転前に確認したい5つのポイント
    1. ① 電源プラグとコンセント
    2. ② リモコンの電池と設定
    3. ③ フィルターのホコリ
    4. ④ 室外機の周囲
    5. ⑤ 吹出口と家具の位置
  3. エアコン暖房の試運転方法|基本の4ステップ
    1. ステップ① 暖房モードを選ぶ
    2. ステップ② 設定温度を最高温度にする
    3. ステップ③ 10〜15分程度を目安に運転する
    4. ステップ④ 温風・異音・異臭を確認する
  4. 暖房の試運転で温風が出ないときの確認方法
    1. 暖房開始直後は温風が出ない場合がある
    2. 設定温度とランプ表示を確認する
    3. 自分で修理しようとしない
  5. 暖房を使い始めたら、室温と窓まわりも確認しよう
    1. 設定温度と実際の室温は違う
    2. 窓からの冷気を減らす工夫
  6. エアコン暖房についてよくある質問
    1. Q.暖房の試運転にかかる電気代はどれくらい?
    2. Q.暖房をつけるときは加湿器も必要?
    3. Q.エアコン暖房を使っている間も換気は必要?
    4. Q.朝だけ寒い場合はタイマーを使ってもいい?
    5. Q.長年使っているエアコンでも試運転だけで大丈夫?
  7. まとめ|室温を確認し、暖房の試運転は寒くなる前に
  8. あわせて読みたい

エアコン暖房はいつから?室温18〜20℃を参考に考えよう

暖房を使うか迷ったら、まず室温を確認

エアコン暖房を使い始める時期は、住んでいる地域や住宅の断熱性能によって変わります。

同じ10月でも、朝晩の冷え込みが強い地域もあれば、日中は暖かく過ごせる地域もあります。

そのため、外の気温だけでなく、普段生活している部屋の室温を確認することが大切です。

WHOでは、冬の室温を18℃以上に保つことを推奨しています。
これは、寒い室内環境による健康への影響を考慮した下限の目安です。

一方、環境省が紹介するウォームビズでは、暖房時の室温20℃を目安に快適に過ごす暮らし方が提案されています。

この2つは、同じ意味の数字ではありません。

室温18℃は健康面を考慮した下限の目安、20℃は暖房時の省エネを考えた室温の目安です。

例えば、室温が20℃程度でも寒く感じる場合は、服装や部屋の状況を確認しながら暖房を調整しましょう。

また、室温が18℃を下回るようなら、寒さを我慢せず、部屋を暖めることを考えたいところです。

年齢や体調によって必要な暖かさは異なります。
特に高齢者や小さな子どもがいる家庭では、室温の低下に注意しましょう。

室温が分からないときに役立つデジタル温湿度計

「暖房をつけるか迷うけれど、今の部屋が何℃なのか分からない」。

そんなときに検討したいのが、デジタル温湿度計です。
室温と湿度を数字で確認できるため、暖房や加湿器を使うタイミングを考える参考になります。

例えば、タニタの「デジタル温湿度計 TT-585」は、温度・湿度に加えて、過去の最高・最低温湿度を確認できる機能を備えています。

置き式とマグネットでの設置に対応し、丸型のコンパクトなデザインも特徴です。

朝起きたときの室温が気になる場合や、暖房をつけた後の部屋の温度を確認したい場合にも、こうした温湿度計があると便利です。

ただし、表示される数値は設置場所の影響も受けます。

直射日光やエアコンの風が直接当たる場所を避け、普段過ごす場所に設置しましょう。

すでに温湿度計を持っている場合は、新しく購入する必要はありません。

「何となく寒い」だけでなく、室温を確認して暖房を使うか考えたい方は、選択肢の一つとしてチェックしてみてください。

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最低気温15℃以下なら暖房をつけるべき?

天気予報で最低気温が15℃を下回ると、暖房の準備を考える方もいるでしょう。

ただし、外気温15℃は全国共通の暖房開始基準ではありません。

同じ外気温でも、マンションと戸建て住宅では室温の変化が異なることがあります。
さらに、日当たりや窓の断熱性能によっても、部屋の暖まり方は変わります。

最低気温が15℃を下回る予報を見かけたら、朝晩の室温を測り、暖房の準備を始める合図にするのも一つの方法です。

これは15℃で必ず室温が18℃以下になるという意味ではありません。
実際の室温が18℃を下回っていたり、寒さを感じたりする場合は、暖房の使用を考えましょう。

「まだ10月だから」と我慢する必要はありません。

暖房を使わなくても試運転は10〜11月に

暖房を本格的に使う時期とは別に、試運転を済ませておくことも大切です。

ダイキンでは、冬に向けた暖房試運転の時期として10〜11月を案内しています。

また、外気温が10℃を下回る頃を試運転のタイミングの一例として紹介しています。

ただし、外気温10℃未満になるまで待たなければ試運転できないという意味ではありません。

寒さが本格化する前に一度暖房を動かし、正常に運転できるか確認することが目的です。

冬の朝、暖房がつかなくて困らないよう、早めに準備しておきましょう。

暖房の試運転前に確認したい5つのポイント

試運転をする前に、エアコン本体や周囲の状態を確認しましょう。

ここでは、家庭で確認しやすい5つのポイントを紹介します。

① 電源プラグとコンセント

最初に、電源プラグやコンセント周辺に異常がないか確認します。

ホコリがたまっていたり、プラグが変色していたりする場合は注意が必要です。

掃除するときは必ず運転を停止し、安全に手が届く場合は電源プラグをコンセントから抜いてから、乾いた布でホコリを取り除きましょう。

ぬれた手でプラグに触れたり、コンセントの差込口に水や洗浄液をかけたりしてはいけません。
差込口に金属製の道具を入れることも避けてください。

プラグが高い位置にあるなど、安全に手が届かない場合は、無理に抜いたり掃除したりしないでください。

専用ブレーカーを切る必要がある機種や、電源プラグを抜かずに点検する設置方式もあるため、作業方法は取扱説明書に従いましょう。

プラグや電源コードに破損、焦げた跡、異常な発熱が見られる場合は、使用を中止してメーカーや販売店へ相談してください。

エアコンは専用コンセントを使用し、延長コードや電源タップで接続しないことも大切です。

② リモコンの電池と設定

久しぶりにエアコンを使う場合は、リモコンが正常に動くか確認しましょう。

画面表示が薄い、ボタンを押しても反応しないときは、電池の状態を確認します。

また、夏に使った冷房設定が残っている場合は、暖房モードへ切り替える必要があります。

試運転では「自動」ではなく「暖房」を選ぶと、温風が出るかを確認しやすくなります。

③ フィルターのホコリ

夏の冷房運転で、フィルターにホコリが付着していることがあります。

フィルターが汚れたままだと、空気の流れを妨げ、暖房の効きに影響する場合があります。

汚れが目立つ場合は、取扱説明書に従って掃除しましょう。

水洗いできるフィルターであっても、洗った後は十分に乾燥させてから取り付けてください。

また、エアコン内部を自己判断で分解したり、洗浄スプレーを使用したりすることは避けましょう。

内部の電気部品に洗浄液が付着すると、故障や発火につながるおそれがあります。

掃除しても暖房の効きが悪い場合は、エアコンの効きが悪い原因と今すぐできる掃除と電気代節約のコツも参考にしてください。

④ 室外機の周囲

室内機だけでなく、室外機の周囲も確認しましょう。

秋は落ち葉がたまったり、植木鉢や収納用品などが室外機の近くに置かれたりすることがあります。

吸込口や吹出口がふさがれると、運転に影響する可能性があります。

周囲の障害物を取り除き、空気の通り道を確保しましょう。

ただし、室外機の内部へ手や道具を入れることは避けてください。

高所など安全に確認できない場所に設置されている場合は、無理に作業しないことが大切です。

⑤ 吹出口と家具の位置

室内機の吹出口付近に家具や物が置かれていないかも確認しましょう。

暖かい空気が家具やカーテンで遮られると、部屋全体へ届きにくくなる場合があります。

夏から秋にかけて模様替えをした家庭では、家具の配置が変わっていることもあります。

暖房を使う前に、風の通り道を確認しておきましょう。

エアコン暖房の試運転方法|基本の4ステップ

事前の確認が終わったら、実際に暖房を動かしてみましょう。

試運転方法はメーカーや機種によって異なるため、取扱説明書の案内を優先してください。

ステップ① 暖房モードを選ぶ

リモコンで運転モードを「暖房」に切り替えます。

「自動」運転のままだと、室温によって暖房運転にならない場合があります。

試運転では暖房モードを明示的に選びましょう。

ステップ② 設定温度を最高温度にする

試運転では、設定温度を高めにして暖房機能を確認します。

ダイキンでは最高温度の28〜30℃での試運転を案内しています。

これは普段の暖房を30℃で使うという意味ではありません。

温風が正常に出るかを確かめるための試運転用設定です。

機種によって最高温度は異なるため、取扱説明書を確認してください。

ステップ③ 10〜15分程度を目安に運転する

ダイキンの一般向け案内では、最高温度に設定して約10分運転する方法が紹介されています。

一方、機種や試運転方法によっては、10〜30分程度の運転が案内されることもあります。

使用するエアコンの説明書に従い、必要な時間だけ運転しましょう。

なお、暖房開始直後は、室内機が暖まるまで風が出ない場合があります。

スイッチを入れた直後に温風が出なくても、すぐに故障とは判断できません。

ステップ④ 温風・異音・異臭を確認する

試運転中は、次の項目を確認しましょう。

  • 温風が出ているか
  • 運転ランプに異常表示がないか
  • 普段と違う異音が続いていないか
  • 焦げ臭いニオイなどの異臭がないか
  • 室内機から水漏れしていないか

異常がなければ試運転を終了します。

ただし、焦げ臭いニオイや異常な音、電源コードの発熱などが見られる場合は、直ちに運転を停止してください。

無理に使い続けず、メーカーや販売店へ相談しましょう。

暖房の試運転で温風が出ないときの確認方法

暖房をつけたのに温風が出ないと、故障したのではないかと心配になるかもしれません。

ただし、運転開始直後の動作や設定が原因の場合もあります。

暖房開始直後は温風が出ない場合がある

エアコンには、暖房開始時に冷たい風が出るのを抑える機能を備えた機種があります。

そのため、運転開始直後に送風が止まっていても、すぐに故障とは限りません。

また、冬場には室外機の霜を取り除く「霜取り運転」によって、一時的に暖房が止まる場合もあります。

こうした機能はメーカーや機種によって異なります。

設定温度とランプ表示を確認する

しばらく待っても温風が出ない場合は、運転モードが暖房になっているか確認しましょう。

設定温度が室温より低い場合、暖房運転が始まらないことがあります。

また、運転ランプが点滅している場合は、異常を知らせている可能性もあります。

取扱説明書で表示内容を確認し、解決しない場合はメーカーや販売店へ相談してください。

自分で修理しようとしない

内部の部品や配線が原因の場合、家庭で安全に対処できるとは限りません。

原因を調べるためにカバーを外したり、電気部品に触れたりすることは避けましょう。

寒くなってから修理を依頼すると、対応まで時間がかかる場合もあります。

そのため、秋のうちに試運転しておくことに意味があります。

暖房を使い始めたら、室温と窓まわりも確認しよう

エアコンが正常に動くことを確認できたら、次は普段の暖房の使い方を考えましょう。

ここでは、寒さを感じやすい部屋で見直したいポイントを紹介します。

設定温度と実際の室温は違う

リモコンで20℃に設定したからといって、部屋全体が20℃になるとは限りません。

窓の近くや床付近では、室温が異なる場合があります。

暖房を使用するときは、普段過ごす場所の温度を室温計で確認しましょう。

環境省のウォームビズで紹介される20℃も、エアコンの設定温度ではなく、室温の目安です。

寒さを感じる場合は、衣服や暖房の設定を調整してください。

窓からの冷気を減らす工夫

暖房をつけているのに窓際が寒い場合は、窓まわりの断熱対策も検討してみましょう。

厚手のカーテンを使ったり、窓やドアの隙間を確認したりする方法があります。

ただし、断熱シートなどを使用する場合は、窓ガラスの種類によって使用できない製品もあります。

購入前に対応するガラスの種類を確認してください。

また、暖房を使う季節は窓の結露にも注意したいところです。

結露が気になる場合は、窓の結露対策はいつから?冬前にできる5つの予防法と断熱シートの選び方も参考にしてください。

エアコン暖房についてよくある質問

Q.暖房の試運転にかかる電気代はどれくらい?

試運転の電気代は、エアコンの消費電力と運転時間によって変わります。

例えば、平均消費電力を1,000Wと仮定すると、15分間の運転に必要な電力量は0.25kWhです。

電気料金を1kWhあたり31円として計算すると、試運転15分間の電気代は約7.8円となります。

※全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWhを使用した計算例です。実際の金額は機種・運転状況・電気料金プランによって変わります。

Q.暖房をつけるときは加湿器も必要?

エアコン暖房によって室温が上がると、空気中の水蒸気量が同じでも相対湿度が下がります。

そのため、暖房を使い始めると乾燥を感じる場合があります。

ただし、加湿器を必ず同時に使う必要はありません。

まずは温湿度計で部屋の湿度を確認しましょう。

加湿しすぎると窓の結露やカビにつながる場合もあるため、部屋の状態に合わせて調整することが大切です。

Q.エアコン暖房を使っている間も換気は必要?

エアコンの一般的な暖房運転では、室内の空気を循環させて温めています。

そのため、換気機能のない機種では、エアコンを動かしているだけで外の新鮮な空気を取り込めるわけではありません。

換気設備や窓開けなど、住宅に合った方法で換気を行いましょう。

窓を開ける際は室温が下がる場合があるため、寒くなりすぎないよう気をつけてください。

Q.朝だけ寒い場合はタイマーを使ってもいい?

起床前に部屋を暖めたい場合は、エアコンの入タイマーを利用する方法があります。

ただし、タイマーの設定方法や利用できる機能は機種によって異なります。

取扱説明書を確認し、生活時間に合わせて設定しましょう。

また、夜間や早朝の室温が低くなりすぎないか、温度計で確認することも大切です。

Q.長年使っているエアコンでも試運転だけで大丈夫?

試運転で正常に動いたとしても、すべての故障や劣化を確認できるわけではありません。

長期間使用しているエアコンの場合は、使用年数やメーカーの点検案内も確認しましょう。

異常が見られる場合は使用を中止し、販売店やメーカーへ相談してください。

まとめ|室温を確認し、暖房の試運転は寒くなる前に

朝晩に寒さを感じたら、まずは室温を測ることから始めましょう。

健康面では冬の室温18℃以上、省エネを考えた暖房時の室温では20℃が参考になります。

最低気温15℃を下回る予報も、エアコン暖房を準備するきっかけとして活用できます。

温湿度計があれば、部屋の温度と湿度を数字で確認できるため、暖房や加湿器を使うか考える際の参考になります。

そして、暖房の試運転は本格的に寒くなる前の10〜11月に済ませておくとよいでしょう。

事前に電源プラグ、リモコン、フィルター、室外機の状態を確認し、取扱説明書に従って暖房を動かします。

正常に温風が出るか、異音や異臭がないかを確認することが大切です。

もし異常があれば無理に使用せず、メーカーや販売店へ相談しましょう。

寒い日の朝に慌てないためにも、秋のうちに一度エアコンの状態を確認してみてはいかがでしょうか。

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